一生開けることも見ることもなかったその手紙を読んだ
ここに来るまで、花に関心はありませんでした。
ここで初めて、花の1つ1つが人間を喜ばせるために人間の目線に合うように咲いているという事を知って、何も知らなかった自分が申し訳なくて、帰り道、出逢う花1つ1つに今までごめんねと謝りながら 綺麗ねと声をかけて帰った事を覚えています。
それが分かったから、何度も殺そうと思って来たし自分の父親とも思ってなかった父親からの封印していた手紙を初めて開けて呼んだ事、私に対して悪かったと、泣きながら震えながら書いたであろう滲んだ父の手紙。
ここに来てなかったら、一生開けることも見ることもなかったその手紙を読んだという事が奇跡だと思います。
ここに来て、私が父に対して一番変わったと。
この世の中でお前が一番優しいと。そんな事もないと思うけど、亡くなったおばあちゃんと両親がいつも言ってくれます。
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2019-08-01
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